デジアナブログ

ITエンジニアの趣味や日常を綴った他愛のないブログです。

夜景が見える温泉「ほったらかし温泉」

先日、念願のほったらかし温泉に行ってきました。
ほったらかし温泉というのは、山梨県にある、大人気の日帰り温泉施設です。


ほったらかし温泉には、2つのお風呂があります。それぞれ、入浴料がかかります。「あっちの湯」は、夜景が見えるお風呂。「こっちの湯」は、富士山が見えるお風呂。 

どちらに入るか、先に決めなければなりません。

f:id:piitaro:20170831232357j:plain

夕方に行ったので富士山側ではなく、夜景が見える「あっちの湯」を選びました。

「あっちの湯」の券売機の前に行くと、なんと大行列です。しばし並んで券を買い、脱衣所へ。意外なことに、脱衣所はそれほど混んでいませんでした。 だんだん期待も膨らみはじめ、浴室に急ぎます。いよいよ露天風呂とご対面です。

 

なんて綺麗な夜景なんでしょう。
ほどよい高さなので、夜景が近く、街の明かりがくっきりと見えます。
暗い中、明るい線を描いて走る列車がまるで銀河鉄道のようです。

 

▼浴室からは撮れないので、帰りに施設の外から撮影しました。

f:id:piitaro:20170831232528j:plain

大きな露天風呂の縁には、夜景を眺める沢山の女性。銭湯でありがちな洗い場の争奪戦もなく、ほとんどの人が、少しぬるめの温泉に浸かりながら、ゆっくりと夜景を眺めていました。

とにかく、眺めが良い温泉。
目隠しの板も最小限で、夜景がしっかり見えます。
屋根がない分さらに開放的で、空もとても広く見えます。

雨が降ったときのためか、頭に乗せるタイプの菅笠(すげがさ)が設置してあります。雪の日にかぶったりしたら風情があっていいですね。

 

とにかく、この露天風呂の景色と雰囲気を最大限に活かす工夫が感じとれます。脱衣所も開放的で、夜景を眺めながら体も乾かしつつ、ゆっくり服を着ることができるのです。


ここで少し、女湯特有のレポートをしましょう。
おしゃべり大好きな女性は、やっぱりお風呂でも少々にぎやかです。

ですが、ここでは違います。
おしゃべりもするのですが、ちょっとしおらしい(笑)。
綺麗な夜景が、女性を女性らしくしてくれる、私にはそう見えました。

 

私自身も、なんだかやさしい気持ちになりました。
綺麗な景色とやさしいお湯がそうさせてくれるのでしょう。湯上りあとのお肌もすべすべで、ひさしぶりの感動するレベルの温泉に満足しながら、長い帰路につきました。

f:id:piitaro:20170831232937j:plain

▲目の前の建物が温泉施設。奥の夜景が、湯舟から見える景色です。